アーチェリー練習日誌(13)

09年10月24日
午前・午後通してやるのでちょっと遅目に射場へ

寒くなってからではポンドアップはつらいと思い、α-EXの表示40ポンド(66'')を
借りてみた。いままでの感じだと表示ポンド通り出てないという目算もあり大丈夫だと思って
いると、、、

いや、重いw。実質ポンドは39ポンド程度、結構あります。今まで借りていた弓の実質
ポンドが30-32ポンドぐらいだったので実に7ポンドぐらいのポンドアップです。体に優しい
ポンドアップは2ポンドらしいので、まったく体に優しくない。

20年前のα-EX、40ポンド程度のそこそこ強い弓なのでへたをすると1射ずつ射つごとに
サイトが下がってしまいます(ネジ部の弱いところに振動がいく)。

仙人氏に診てもらったところ、
・リムは一度死んでいる
・しかし、全体的にいい状態ではある
・実質40ポンド近くあるため、リムの振動が残る。センタースタビザイラー1本の
チューニングでは厳しい。

引けることは引けますがちょっと気を抜くともっていかれます。また弓がもっている
当たりの範囲であれば、30Mだと当たる方向に収束してしまいます(YAMAHAは初速が速い)。自分の腕ではありません。しかしそれでも最近の得点、グルーピングからするとひどい、ひどいw まぁこれで少しやってみて慣れるか慣れないかはもう少し後で判断しましょう。

グルーピングに関しては、アンカーポイントの位置が一定しないこともまとまらない理由かもしれません。アンカーポイントの位置はかなりアンカーパッドに頼っていたのですが(首が太く太り気味でアゴ下がないのでアンカーに入りにくいのです。言い訳トホホ)。ノッキング問題でパッドが使えず、アンカーパッドを外すことになりました。一度にいくつも変えているので問題がいろいろ発生するのかもしれません。

最後はぼろいタブを使いました。追記:帰ってみたらWINのパーフェクトタブを忘れてきたみたいです。

今日の仙人氏講座
<押手のグリップ>
・押手の生命線の外側では押さないように
・親指が走っていって、手の甲が自分の顔に起きてくるように。手首は柔らかく
・そうするとピボットポイントに最大圧力がかけられ、トルクやピッチ、ローリングを与えない。
・もちろん、射った後は弓が指を滑って飛んでいくこと

<バックテンション>
アンカーに入り、アンカーからいかにして伸び合うか?
・肩を回してはいけない。余計なトルクを発生させてしまう。
・アンカーに入ったら、引手の肩(肩甲骨)を落とし(エレベーションさせ)、リラックスさせて、そこから矢筋に沿って引く。
・サイトエクステンションにつけられるクリッカー買え(昨日、クリッカーはまだ当分先と結論づけたのに、、、)。

<その他>
・体は反らない
・動かす部位への命令伝達系統を作ること(それと実際動かせるかどうかは別)
・ゴム弓で練習し、バックのテンションを感じること
・中年アーチャーは回り道をしている余裕がないので弓歴(4ヶ月目)から考えたら、何年分も
先のことまで教えている。

36射、263-278点。今日のは得点ではないですね。引いて飛んでいってるだけ。
フォームがよほど悪くなければあっという間に着弾してします(って34ポンドのα-EX借りたときも書いたような、、、)しかも収束する形で。逆に、引き戻ったり引手の肘が下がりすぎると
矢はあらぬ方向へ飛んでいきます。
50M利用の30M270点を出すなら、今日の弓ではない弓を使うか、弓に慣れるかどっちか。
また、当面の目標をどこにおくか。うーん。クリッカーつけてバックテンションで引いてリリースして30Mの300点を出すのか、30M270点を先に出して50Mをやってからもう一度戻ってくるのか。

追記:W月さん50M使用認定合格おめでとうございます。

写真:大的では甘えが出るので小的で気合を入れてみました。今日グルーピングと呼べる
のはこの2枚の写真だけ。