アーチェリー練習日誌(12)

09年10月23日

明日に向けて軽く射ってみようと射場へ。

指導員や理事がいなかったら、25ポンド弓で1分以上のホールディングとかやって
バックのテンションやクリッカーを落とすための練習をしてみようと思った。

しかしS立理事がいて、すんなりEOLLAを借りられた。

マキ藁を射ってみると、、、むむ、上腕三頭筋が痛い。もう一度、ウォーミングアップして体
をほぐして、何度か素引きして確認。多少痛いが、大丈夫。

ワキ藁を何度かやって調子を確認。矢が左に刺さるのはスパインと弓の強さの関係なの
であまり気にしてもしょうがない。プランジャーで直そうとするのはナンセンス(微調整にし
か使えない)。これでいく。

30Mに出る。ちょっと下に出る。サイトを確認したが、いつもの通り。

少し寒いので筋肉がほぐれてないとの結論を出す。体が暖まってきたら上に出てきた。

S立理事がサイトを間違えて、的紙がのっている畳の上にある鉄パイプに矢を当ててし
まった。コンパウンド恐るべし、鉄パイプを射抜いてしまって矢がパイプから抜けない。
やっとのことで矢を抜くが、ポイントはとれてしまって鉄パイプの中に。

完全に死ぬね。あんなの当たったら。いやかえって、一瞬のうちに貫通して逆に死なない
かもしれない。どちらにせよ恐怖を感じた。

高校生が帰り、理事も帰ってしまうと大人3人だけ。少ないからというわけではないが、
クリッカーのことを聞いてみたら、つけてみたら? ということでつけてもらった。

クリッカーを落とすのが大変ということがよくわかった。最後にプルプルしてしまうのも。
いい体験になった。引ききれずに落とそうと押手を伸ばして落としたり、クリチョンをして
50M付近まで矢を飛ばしたり。射ったあと弓を左に振ってみたりetc、、、

つけてくれた方ともう一人の方が言うには、クリッカーを使うには、
・射形ができている
・引尺が一定になっている
・30Mで300点以上
確かに。
クリッカーをつける対策としてアンカーに入ってから引く練習は続けるが、クリッカー
まだ先になるだろう。高校生や大学生は時間的理由と試合があるので夏の合宿ぐらいから
クリッカーをつけるが本当は上記の条件を満たすぐらい射を自分のものにしてからでないと、クリッカーを使うのではなく、クリッカーに使われてしまうとのこと。

またノッキングをしてしまったのでノッキングの原因を一緒に考えてもらった。
弦とノッキングポイントは大丈夫。結局トリカケ時、人差し指に力が入っている。
アンカーパッドと人差し指のところに巻き込んでいるということがわかった。なんとなく
そうかな、と思っていたが、これで明らかに。アンカーパッドを外すか切るかになってきた。

記録をとったのは8エンド。あと2エンド分ぐらい射ったかもしれないが、それはクリッカー体験の調整なので記録をとってなかった。8エンドを移動合計すると292-300点。
結果としてのゴールドも多かったし、そんなにはよくなかったと思う。

<気をつける点>
・寒くなってくると筋肉が縮む。十分なウォームアップを。またいきなり引くと各筋肉が驚く
ので、ワキ藁で十分筋肉の状態を確認してから距離に出ること。
・弓は両手で上げる。意識としては引手で上げるぐらいでいいかもしれない。
・体が反って射っている。体を反わせない。体が反っていると体がゆらゆらする。
・引いて、引いてと弓飛ばしの両方できてOK。どちらか片方ではダメ
・フォロースルーをきちんと残す。
・状態が悪いと4時方向へズレていく。右矢傾向。覗きこみと引き戻り。