アーチェリー練習日誌(17)

09年10月31日

土曜日、いつも通り射場へ。仙人氏がいればクリッカーの面倒を見てもらおう。
40ポンドのα-EXを使用することにした。セット後、素引きを10回、ワキワラで
18射、十分ウォーミングアップして30Mへ。

クリッカー

クリッカーを使うのはまだだいぶ先と思っていたが仙人氏のすすめもあって使ってみることに。クリッカーのセット方法は、矢を番えフルドローしてプレッシャーポイントのところで矢にマーキング。矢を外して、矢をレストにのせてプレッシャーポイントと矢のマーキングしたところを合わせ、ポイントの先2-3mm戻ったところが、基本のクリッカー位置になります。私の場合貸し弓、少し長めの矢ということもあってサイトエクステンションに取り付けるクリッカーとなりました。

普段通りの引き方、力で(これが大事でまたできなかった)ドローしアンカーに入る手前からクリッカーを見ます(このときクリッカーに合わせようとして普段通り引けないのではクリッカーセットをやり直すことになります)。ポイントの先にクリッカーがかかり、自分もアンカーに入れることができたら、OKです。あとは伸びあって(バックのテンションで)クリッカーを落とします。初めて使用する場合は、クリッカーセットの基本位置で射つことはほとんどできないそうなので、他の方に見てもらいながら、基本位置からずらしていきます。当然、何かのマーキングをしておいた方がよいでしょう。

自分の場合はマキワラでも結構きつく、1度でスッと落ちることはなく2度引きで落としていました。30Mに出たらまったく落ちません。その後は位置調整の繰り返しです。
基本は自分の射にクリッカーをあわせる、逆はダメ。これがクリッカーを使うには射がある程度完成されてないとダメということなんでしょう。
アンカーに入ったときちょうどポイントの先数mmを残したところにセットされ、あとはジワジワと伸びていく。そしてクリッカーが落ちたら、リリース。リリース後、射が小さくならないように、きちんとフォロースルーをとるようにとのこと。

昨日は体験入門という感じだなー。

<ゴム弓の使い方>
ゴム弓をいうと、自分はガンガン引いてウォームアップに使うものかと思ったらまったく使い方がなっていないとのこと。20ポンドのゴム弓ならその強さを感じ、引手の腕の力をまったく抜き、引手の肩甲骨周辺の筋肉が緊張していることを感じること。これがゴム弓の練習方法だそうです。とは言っても何のことやらわからないので、まずは力を入れて普通に引きます。アンカーに入ったら、体全体をリラックスさせ、特に引き手の肩をリラックスさせて(肩甲骨を落とし)限りなく腕の力を抜いていきます。そうするとゴム弓でさえ引き戻される瞬間があるのですが、そこが背中の力だけで引いているポイントでこの緊張を感じることが大事。何度か同じようにやっていると、腕の力を入れずに、そのポンド数に応じた背中の力で引けるようになります。

写真:クリッカーに慣れることが目的だからまとまりにかけた。それにしてもマルチ的にのらないし、ストレートラインに出しているのでは何のためのクリッカーか。。。

36射:226-275