アーチェリー練習日誌(19)

09年11月3日

11月、12月は土曜日が潰れるので行けるときに射場へ。結構射ったので疲れた。
理事も数名いたので、α-EX#40-66"がすんなり借りられた。とは言え、数名からはいつまで使っているの的な嫌味も少し。。。

クリッカー3回目。M監督と仙人氏に指導を受けるが若干の差あり。ここはクリッカー使用をすすめてくれた仙人氏に従うべきだろう。

正直、まだセットが甘いのでわりと簡単に切れてしまう。仙人氏からの注意点は

・アンカーに入ったときシャフトのポイントにかかるように。
・大きな動きから小さな動きのジョイントをスムースに。
・カチンと鳴ってリリースして終わりではなく、イメージとしてはカチンと鳴ったら、グゥ〜〜ウォンウォンウォン〜〜とずっと引いているイメージで。リリース後のフォロースルーは人差し指と親指を開いてアゴの付け根ぐらいで止まるように。オーバーアクションになって余計な動きをいれないように。

その他注意点と気付いたことなど

・顔向け:いつものことだが強い弓を引いているとどんどん内側に傾く。これはダメ。
きちんとセットのとき顔向けを作って、意識して。
・セットアップしたら、息を吐いて両肩を落とす。ダウンバック法
・リラックスして引くこと
・上掛けなので中指に意識を人差し指は伸ばしていればよい
・動きが止めたらダメ。止めるとしたらセットアップ時点、次動き始めたら止めてはいけない。
クリッカーの動作でやってはいけないこと:肩を回さない。矢が進行しなかったら引き戻す。落ちないとき無理して引く⇒射が「硬い」⇒失速
クリッカーは切るものではない。アンカーに入り、ポイントの数ミリのところにセットできたら、あとは伸びて(バックテンション)いくだけ。やることをやって切れるのを待つ。
・人差し指と親指を開いてリリース
・引手はとられてはいけない。後ろにリリース
・フォロースルー:オーバー過ぎず、また時間的にも残して(そうすれば何が良く何が悪いかわかる)
・射を繊細に。五感+αを感じて
・積み木の一つ一つを大事に重ねる
・無意識射:何も考えずに射てること(レベルが高いならそれも悪くない)。
・意識射:射法八節を意識して積み重ねていくこと。何のためにその動作を行っているか説明できること。そしてその動作が行えること。
・イメージ射:まるで幽体離脱して、自分のロボットを動かすように頭の中で全ての動作をすべての角度から(後方からも)模擬体験・操作できること。

良い射もあったし悪い射もあった。決まったときには10金に飛ぶ。問題は外すとき。いくつかの要因があるが、気付いていていることは

・顔向け:内傾すれば右矢
・押手:詰まって窮屈になって右矢
クリッカー2度引き以上:失速。矢に力がなく下に出る(結果としての金もあるから注意)。
・リリースで引手がとられる:ふくれリリース、右矢

36射:279-294点 射った感じと得点が一致しない。決まった射もあったので300超えのイメージもあったのだけど。。。とにかく一射一射ぞんざいにしてはダメ。射を大事に、まず意識射を行う。50Mで苦労しないためには一射一射をキチンと意識射で射てて、30M、330点が必要。270点で利用審査に受かっても50Mは相当苦労する。

もう少しタイトなグルーピングがいいのだが、7月から始めて、10月にマイアロー、そこそこいい協会弓(しかも10月でα-EX#34-66"+センターロッド、EOLLA#36-68"+センターロッド、α-EX#40-66+トリプルロッド+クリカーと3度も弓を変えているわけだし。。。)、そしてクリッカー3度目ということ考えればこれで満足する範囲なのかも。